日本の秋
                         2006年11月               岡本光司

先週末、佐賀・福岡の紅葉の名勝を訪ねました。NHKテレビで紹介された、佐賀県神埼市の「9年庵」と福岡県前原市に所在する「雷山千如寺」です。9年庵は、佐賀の大実業家・伊丹弥太郎(江崎グリコの創業者)が、明治25年に造った別荘と、明治33年から9年の歳月をかけて築いた6800平方メートルの庭園。毎年、紅葉の時期に環境保全の観点から9日間、一般公開されています。隣接する仁比山神社の紅葉と相俟って、あでやかに紅葉、しとやかに緑翠の紅と緑の調和された眺望は、国の名勝たるに恥じない素晴らしい景観でした。
  四季折々の美しい自然のうつろい、いにしえの世界と風雅なたたずまいで知られる雷山千如寺は、成務天皇時代(178年頃)雷山の地主神である雷大権現の招きで渡来したインド霊鷲山の僧、清賀上人の開創と伝えられる格式の高い寺院です。境内の樹齢400年といわれる楓の大木は、福岡県の天然記念物に指定され、四季折々に千変万化の美しさを誇り、500羅漢像は見事です。
  一番下にあるビデオは樹齢400年の楓の大木です。 御覧戴ければ幸甚です。 

 

伊丹弥太郎の別邸9年庵

 

9年庵の中庭

 

9年庵の中庭

 

9年庵の中庭

 

隣接する仁比山神社の紅葉

 

雷山千如寺前の碑

 

樹齢400年の楓の大木

 

雷山千如寺の池庭

 

千如寺本堂からの景観

 

千如寺の500羅漢像

 

太宰府天満宮に隣接する光明禅寺中庭の紅葉

 

太宰府天満宮に隣接する光明禅寺中庭の紅葉

 

太宰府天満宮に隣接する光明禅寺中庭の紅葉   樹齢400年の楓の大木

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